「シリウス文明がやってくる」 Kagari ∞ Kazuki より転載
2008年01月12日
「ニート」「フリーター」は現代に生きる禅僧
いわゆる世間から「ニート」や引きこもり、「フリーター」と呼ばれる方々がいます。
彼らはさながら、現代に生きる禅僧だといえます。
彼らの共通意識として、この世界、いまの社会が限界に来ているということをいち早く察知しています。
いまの社会の在り方に拒否反応を示しています。
それは、「無言の行」と云えるものです。
「無言の行」を持って、言葉を発せず、ただ沈黙を守ることにより、
社会に対して、訴え掛けているのです。
これは、静かなるデモ活動です。
何処か、インドの聖者マハトマ・ガンジーさんが提唱された非暴力・不服従運動を想わせるようだといいましたら、云い過ぎでしょうか。
沈黙を守るということがいかに大事かということは、アトランティス文明の司祭であるトートさんによる、現存する地球最古の古文書『エメラルド・タブレット』にも書かれてあります。
古代の聖者やマスターたちは、いかに沈黙を重視したかということは、もはや、私たちの想像を絶するところであるということで、それほどまでに、沈黙というものの重要性を強調しています。
「沈黙は金なり」ということわざもあります。
多くを語るよりは沈黙していたほうが、より説得力が増す、という意味です。
沈黙というパワーは、絶大なる力があるということです。
「無言の行」は瞑想のひとつの在り方です。
沈黙することにより、意識を自分自身の内側に向かわせます。
答えはすべて、自分自身の内側にあるからです。
外側に起きる現象はすべて、自分自身の心の反映です。
「ニート」や引きこもり、「フリーター」と呼ばれる方々に対して、困ったものだ、どうやって社会復帰させたものかと、TVなどニュース番組に出てくる評論家やコメンテイターたちは、分かりきった表情で話します。
時代の波に敏感に反応して分かっているのは、「ニート」や引きこもり、「フリーター」の方々であって、盲目になり、何も分かろうとせず、より目覚めるべきなのは、マスメディア、マスコミの方々であるということです。
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