シリウスの書庫

閉鎖されたブログ「シリウス文明がやってくる」の転載記事を元に、弥勒の世を目指すライトワーカーの為の先達の教えを解説と共に紹介しています。

神は完全無欠ではない

シリウス文明がやってくる」 Kagari ∞ Kazuki より転載

2008年09月18日 

神は完全無欠ではない

多くの宗教的観念や、一般的な概念として、神という存在は、全知全能の存在であり、完璧であり、完全無欠であるとします。

 

しかし、地球内部世界「アガルタ」の聖地・シャンバラのマスターは、そうではないのだと語っています。

 

これについても、M・ドーリル博士の『秘教真義』から引用してみます。

 

 

然らば、神はなぜ無限界から有限界へ入ろうとなさるのか。

 

その理由は、神というものは一般の宗教家達が考えるように、完全無欠で不変不動静止的存在ではないからである。

 

神も絶えず成長発展と拡大進展とを続けているのである。

 

もし、神が完全そのものであれば、そこに何ものをも加えることが出来ないし、進歩も発展も出来ないのである。

 

進歩発展のないということが停滞ということであり、静止ということであるが、神はそのような不変不動停滞的な存在ではないのである。

 

もし、神が全く成長発展しないものとすれば、日進月歩で発展成長している人間が、しまいには神に追いつき追い越すということになるかも知れないのである。

 

多くの人々にとっては、人間が神以上になると思うことは、神を冒涜(ぼうとく)する考えだと思われるだろうが、実際は、その反対に神をより無限なものとみているのである。

 

神を完全無欠となってしまった不動静止の存在とみる代わりに、神は今もより完全化しつつある究極的存在とみる方がよりよく真理を発見したことになるのである。

 

人間が成長発展すれば、神も成長発展する。

また、神が発展進化すれば、人間もまた、偉大性と新鮮性とが与えられ、より大なる発展への機会が与えられるのである。

 

神が人間にとって必要なように、人間も神にとって必要なのである。人間は、神の宇宙的神体の手足であり、神はその手足によって仕事をなさるのである。

 

 

このような発想は、多くの方々にとっては、受け入れられないものかもしれません。

 

それは、神は恐れ多い存在なのだという一言で誤魔化し、適当に片付けて、一般大衆には説明を省いてきたということが云えるのではないでしょうか。

 

つまり、そのほうが、一般大衆を支配するのに闇の存在たちにとって、都合が良かったからです。

 

エスさんであれ、釈迦さんであれ、ヴィシュヌさんであろうとも、成長進化を停止させてしまった存在ではないのだということが分かります。

 

それは、宇宙の進化に終わりはないからです。

 

そして、私たち地球人類においては、神々の前で、何も成す術のない無力な存在なのではなく、極めて重要な存在であるわけです。

 

私たちが、何者かであることを知れば、つまり、神の子であり、神の分霊であるということですから、私たち一人ひとりが、何らかの成長、発展、進歩を、それぞれが達成することにより、その分だけ、宇宙の成長進化発展に貢献したことになります。

 

神々にしてみれば、私たち一人ひとりの手足を使うことにより、神々の存在自体も発展していることになります。

 

言い方を変えますと、私たちの成長が、私たちの先祖を助けることにもなります。

 

よく、過去からの、先祖からの因果因縁というものがあったりします。

 

何代か前の先祖が、何らかの過ちを犯してしまったことにより、孫に、子孫に何らかの影響を及ぼすというものです。

 

その先祖は、霊界のほうで後悔しているかもしれず、しかし、いまとなっては、どうにも成す術がなく、後ろめたい気持ちが残ったままであることがあります。

 

そのことが、子孫である私たちに、何らかの影響を及ぼしてくることがあります。

 

それらを癒していくことが、つまり、先祖供養であり、そのような先祖たちは、現在に生きている私たちに、文字通り、助けてほしいと、すがってきます。

 

現在に生きている私たちは、少しずつでも霊的な成長発展、進化、進歩により、このような先祖を助けることになります。

 

それは、子が親を助けるということであり、私たちは、先祖からそのような数々の想いを受けて、代表選手として、この世界に生を受けました。

 

もちろん、先祖は、現在に生きている私たちの、スピリチュアル・ガイドたちの一員でもあります。

 

このことが分かってきますと、親も子もお互いに助け合い、先祖も子孫もお互いに助け合い、神も人もお互いに助け合うことにより、宇宙は、成長発展を遂げている、という真理が観えてきます。

 

先祖供養に、意識と周波数を上昇させる鍵があると申しましたのは、私たちが、この世界に生きている中で、何かうまくいかない、想うようにいかないことがあったとします。

 

それは、先祖のことを蔑ろにしてきたかもしれない、何処かで忘れ去られてきた遠い先祖の方がいらっしゃるかもしれないということがあります。

 

つまり、先祖供養を行なうことで先祖を助け、助けられた先祖が今度は、子孫を助ける、その結果、意識と周波数が上昇してゆくという相互作用が起きます。

 

 

 

“いつ どんなときでも すべてを変えてゆくことが出来ます”

“飛び立とう

人目につかないように隠れたい部分を開いて あなたを輝かすことが出来る

人生で不可能な理由についてを忘れて 試みをスタートさせてみよう”

Hilary Duff さんが唄う 『Fly』 のPVです。

 

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