シリウスの書庫

閉鎖されたブログ「シリウス文明がやってくる」の転載記事を元に、弥勒の世を目指すライトワーカーの為の先達の教えを解説と共に紹介しています。

古代グノーシス派が伝える宇宙の完成と再創造

シリウス文明がやってくる」 Kagari ∞ Kazuki より転載

2009年02月28日

古代グノーシス派が伝える宇宙の完成と再創造

 

古代グノーシス派とは、私たちの太陽系の中の、太陽の内部世界に住み、その太陽を経由して、いわゆる、キリスト“サナンダ”意識を伝える太陽神人からの教えを受けた人々と云えるでしょう。

 

それはつまり、イエス・キリストさんからの真なる教えということになりますが、この古代グノーシス派とは、既存のキリスト教よりも、少なくとも約600年前から存在していたと云われています。

 

古代グノーシス派の教えに関する書物については、ほとんど残されていないということですが、それは、中世ローマ教会によって、輪廻転生という概念などに観られるような重要な教えの大部分を削除されてきたからです。

 

つまり、今日のキリスト教の教えというのは、カスカスの骨抜き状態であるわけです。

 

 古代グノーシス派の教えは、密教の如くに、密かに口伝で伝えられてきたものですから、今日の私たちが、その教えを受け取るためには、天上界の神々か、もしくは、地球内部の中心地、シャンバラに繋がる必要があるでしょう。

 

宇宙というものが完全に完成されたとき、どのようなことになるのかについて、古代グノーシス派は、どのように伝えていたのでしょうか。

 

また、その記述には、宇宙の周期的なアセンションと、宇宙まるごとの大きなアセンションという2つの側面を観じ取ることが出来るでしょう。

 

このことについて、シャンバラのマスターであります、M・ドーリル博士の著書『カバラの眞義』から、若干の省略をしながら引用させて頂きたいと想います。

 

 

或る時間の後に、この宇宙に存在する総ての不調和、ネガティヴなものを全部克服して調和化することであろう。

 

そうなったらどんなことが起こるのか。

 

絶対的調和が確立される。

 

これがイエスの“完全な王国が確立された時に天は消え去る。地は消え失せる”と言われたことでなかろうか。

 

破壊されるのか。いや、そうでない。何が起こるのか。

 

この宇宙が完全化して完成されると、“聖”は別の聖なる息、つまり、別のヘブリをする。

 

すると、今、ここにあった意識(宇宙意識)がここで自分自身を解脱した、総ての魂とともに第二番目の中に入るのである。

 

今の空間を出て別の空間に入って別の任務につくのである。

 

こんなことが周期的に何千万年毎、何億年毎に起こるのである。

 

 

準備の出来た総ての魂は、この空間の宇宙意識とともに入って来て、新しい天がつくられる。

 

それはより強力でより完全なものであり、それが再び諸世界と諸空間とを造るのである。

 

エスはこのことを“新しい天と新しい地とが造られる”また“天と地とは消える。しかし、わたしのことばは消え去らない”と言っておられる。

 

その時には、若干の別の魂たちがそのまま残されるのである。残された魂たちは、暗黒の中をさまようのである。これらの魂たちについては、グノーシスの教えで言われていることであり、イエスはこれを次の様に言っておられる。

 

 “定められた時が来ると、門を閉める。すると誰も中に入れない”。

 

 これら残された魂たちは、まだ霊的性質をもっているのであるが、暗黒の中に埋れてしまって、その圏域に新しい脈動が起こるまで聖根源と切り離されてしまうのである。

 

 

「“聖”は別の聖なる息、つまり、別のヘブリをする」とありますが、ヘブリとは、創造的呼吸と云われ、宇宙根源の創造主が、創造をもたらすところのことばを運ぶ息であるといいます。

 

 M・ドーリル博士は、この聖なる呼吸を、旧約聖書から引用し、“命の息をその鼻に吹き入れられた。そこで人は生きた者となった”と言われているところの命の息のことだといいます。

 

これは、この宇宙が完全に完成されたとき、宇宙根源の創造主は、それを破壊して、また一から創り直すということなのではなく、完全完成化された宇宙はそのままに、それとは別の宇宙を新たに創り始めるということでしょう。

 

なぜならば、創造主は、いまある宇宙が造られる前にも、別の宇宙空間、別の世界を創られたということが、古代グノーシス派の教えの中にあるといいます。

 

またそれは、「わたしのことばは消え去らない」から、また新たな別の宇宙空間が造られることを意味しています。

 

「わたしのことば」とは、宇宙根源の創造主から発せられる、聖なる想像力の言葉、失われた語であると云われています。

 

残された魂たちを、今回の地球のアセンションに当てはめるのであれば、おそらくその後、火星の3次元領域に転生し、また、深い眠りに入り、数千年間以上の輪廻転生を繰り返してゆくのでしょう。

 

現状、地球人類の多くは、宇宙の根源に繋がっていません。

 

地球とともにアセンションを果たす方々は、宇宙の根源に繋がってゆくことが最大の課題となるでしょう。

 

しかし、残された魂というのは、宇宙の根源と繋がるための銀河の門が閉ざされてしまい、次の数千年後、もしくは、何万年後かまで待たなければなりません。

 

今回のアセンション計画において、惑星地球の意識としては、出来ることなら、すべての人類を連れていきたいという想いがあり、天上界としては、定員数に限りを設けたいという、異なる見解は常にあり続けたようです。

 

しかし、天上界も、それに追随する宇宙連合や、その他の友好的な支援を送ろうと待機している宇宙存在たちも、まず第一に、惑星地球の意識を尊重していますから、一人でも多くの人類を、という見解に落ち着いて進められているようではあります。

 

 

“私が居た場所には幸運がありました

再び家に帰ったならば 幸運になっているでしょう”

 

Jason Mraz feat. Colbie Caillat さんが唄う 『Lucky』 のPVです。

www.youtube.com

 

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